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安月給の販売員だった私が未経験からIT業界に転職した話

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パソコン
私がゼロからウェブデザイナーに転身した方法をご紹介する。

私は元々三流の私大の農学部を出て販売職に就いていた。

毎朝「いらっしゃいませー」とみんなで大声で復唱するような普通の店舗での販売員だった。

きっかけはサークルのサイト作成

フットサルイメージ
そんなWebと全く関わりのない私がなぜこの世界で働く事になったのか?

きっかけは大学の頃サークルのホームページを作ってみたところからだ。

まだブログが出始めたくらいの時代。本当に手探りでサイト作成ソフトを使ってサイトらしき物を作りプロバイダのフリーの20メガ程度のサーバーへアップロードするところから始める。

ついでなので自分の趣味のサイトも作ってみる。
凄くしょぼいやつを・・・。

そのホームページに無料のアクセスカウンターをつけてみて色々なところと相互リンクしてみると微妙にアクセスがあった。

アクセスが増えるのが楽しくて結構まめに更新する日々。

大学を卒業して社会人になってからも自分のサイトの更新は続けて色々な無料ブログを試したりしていた。

ただ、この時点ではHTMLもCSSも全く知らないタダの素人。仕事に出来るはずも無かろう。

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販売員を辞めて職業訓練校へ

挑戦イメージ
新卒で地元ではそこそこ業界大手のチェーン展開する会社で働いていたものの時代はITブーム、ライブドアショックとかもあったがまだまだ景気も良かったので転職することにした。

たった7ヶ月しか販売員やってなかったけど、この時の労働経験は後に非常に役に立つことに。

何の仕事がしたいのか?全然決めずに何となくITって響きがかっこいいとか言う理由で辞めたのでITってどんな業界なのかを調べ始める。

色々な職種があるらしい。SE、プログラマー、ディレクター、マネージャー・・・・何となく見ているとWebデザイナーという職種があるのを発見。響きがかっこいいw

そんな理由でWebデザイナーを目指す事にした。Webデザイナーに俺はなる!状態である。(ワンピース参照)

自分のサイトはあったけどどうやって動いてるのかとかもぼんやりしてるし、ひとまず学校へ行こうと探してみる事にした。

よく「学校なんか無意味だ」とか「資格なんてWebデザイナーに必要ない」とか言ってる人がいるけれど全くの初心者の場合はひとまず学校へ行って勉強するという事もいい事だと思う。初歩の初歩を教えてくれる。

多分、学校なんか無意味とか言ってる人はWebの事をよく知っていて自分で色々と調べて勉強している人だと思う。俺のように生物系の大学から販売員とかいう経路をたどってる人間は学校行った方がいい。

某有名スクールへ話を聞きにいったら政府から補助金が出るから凄く安い金で学校へ通えるとの事だった。
ただ、安くてもお金がない状況で転職活動始めてしまったのでこの有名ハリウッドは諦める事にした。

ハローワークでWebデザイナーの求人無いかなと探していたら職業訓練校でWebデザイナー養成講座というのがあるというのを知る。

早速応募!

試験があるようなので神戸へゴー!

もうチンプンカンプン!ITの用語とか全然わからんわ!なんやねん!難し過ぎるで!”1ビットが何バイトでしょう?”「は?なんそれ?」ってレベルの人間には難しすぎる問題!

面接もあって普通に落ちた

でも2ヶ月くらい間が空くけど大阪でも同じような職業訓練校があるみたいなので受けてみた。倍率が低かったのか面接も無く筆記だけで普通に受かった。カリキュラム的に神戸より結構レベルが低そう。インターンとかも特にない普通の座学のみ。

この学校へ3ヶ月ほど通う事になったのだが喫煙所で友達になったメンバーで毎週飲みに行ったり昼飯行ったりオールでカラオケ行ったりと年齢はみんなバラバラの割にずいぶんとリア充な学生生活をエンジョイした。

基本的に失業保険貰いながらカルチャースクール行ってる気分の女性が多かったよ。ここでWebデザイン勉強して内職で作った服売るサイト作って自営業とかもいた。いろんな目的の人たちが来とる。

ん?授業の内容?まぁ一応基本の基本はちゃんと教えてくれて、全く知らなかったHTMLとCSSを基礎から知る事が出来たw

ちょっとだけパソコンに詳しかったそのとき知り合った友人は勉強せんでもええわってくらいのレベルだったw

ほんとうに一応ソフトの使い方一通り教えてもらえたかな?ってレベルで実務でバリバリ使えるようになるには自分で本買って復習するのが必須!厳しい世界や!好きじゃないと絶対無理やね。

案の定この時の同じクラスの人の半分ぐらいはWebと関係ないところで働いているようだ。というか一番パソコン詳しかったやつがパティシエになってるとか不思議な世界や。

Web制作会社の門を叩く

ウェブ制作っぽい
3ヶ月という訓練期間が終わり就職活動開始!

意外に同期で訓練校行ってた人間はコミュ力が高かったのか未経験なのにガンガン就職が決まっていった。まぁ元フリーペーパーの編集してたとかの人とかが多かったし採る方も採りやすいわな。

俺なんかはパソコンを触る仕事した事無いしオフィスで働いた事すらない。ほぼ新卒レベルで未経験・・・。

絶望的に採用されないわけや。

しかも大阪という場所柄制作会社自体が少ない。求人数も少ない。

こんなところでど素人の俺をWebデザイナーとして採用するような会社は無いわ。

ひとまず派遣会社に登録した。派遣ならあるだろと最初は派遣で経験を積んでからWeb制作会社に入ればいいんじゃね?
って甘い考え。

派遣会社からの連絡は無かった・・・

大阪絶望的に求人が少ないのかぁとしょうがないので東京で働く事にした。
飛躍し過ぎ?

いや、Web制作の拠点はその頃2007年の時点では4割以上東京に集中してたのだ。多分今もまだ4割くらい東京。

着の身着のまま上京してアパートを借りて一人暮らししながら面接へ行く。

Webデザイナーで応募したはずなのにシステムのテスト要員だったりなんかWebライターだったり希望通りの配属が見込めないところばかり・・・。

東京でも未経験から正社員はきついと判断して派遣会社へ登録

ひとまず一人暮らしで金が無いのでなんか入力の仕事とかでもいいからやろうと思い待っているとすぐにそんな感じのしょぼい仕事が来た。重要なのはオフィスで働く事や!ってことでお願いした。

そしたら既に採用枠埋まってましたとの無慈悲な通告・・・。でも、他の会社が未経験でもいいからWebデザイナー欲しいという事でラッキーと即面談へ!

オフィスイメージ
巨大なビルの高層階のオフィス。
外人だらけのオフィス。

なんか説明された会社のビジネス手法見たことある・・・ピラミッド形に人が増えていって売上が増えていく・・・そう、外資系のネットワークビジネスの会社だったのだ
言い換えるとマルチレベルマーケティングの会社ね?まだわからない?マルチ商法の会社。

でもまぁ派遣会社から派遣されているわけだからこの会社に警察が来ても俺は捕まらないはず?
という事でここで働く事になった。

働いてみてわかったのだが普通の健康食品の会社だけど売り方がマルチだというだけなので会社としてはごく普通というか普通の会社よりもものすごくホワイト

定時に帰れるし、有給もみんな消費しまくり。
英語出来無くても外資はおすすめ

でもまぁマルチ商法という響きがやだし、人事の嫌われ者の人がやたらと派遣社員をいじめてくるので辞めたくなる。社内で俺しかWeb担当がいないというのも寂しいし1年ちょいで辞めた。

たった1年ちょいだったが担当が俺しかいないという事もあり結構な数の実績を作成する事が出来てフラッシュサイトとかもいくつか作った。全部Google先生に頼って作ったんだがGoogle先生最高だよね。

プログラマーとかSEとか

イメージ
1年ちょいの経験でWeb制作会社が採用してくれるか?というとノーである。
1年ちょいではこの業界で即戦力というには乏しい。

よっぽどコミュ力が凄いとかじゃ無いと中々採用されない。
ゲームの会社とかWebと関係ない感じのポジションを言ってくる。

会社は辞めたが給料が安過ぎたので貯金はほぼ無いという事でひとまず何でもいいからWeb制作会社に潜り込んで頃合いを見計らってWebデザイナーにさせてもらおうとシステム開発メインでWebデザインもやってる会社へ入る。

システム開発9割で飲食店経営とかの事業をしている会社だったが、やはり売り上げのほとんどはシステム開発なので、俺もシステムインテグレーターという肩書きに。

やる仕事はシステムがちゃんと動くかのテスト行程の要員が5割で社内の業務Webアプリ作成、会員登録システムを作って手書きの会員登録書類を入力するシステムとか、イントラ用の発注システムの更新とか雑務がほとんど。

たまに炎上しているWebデザイン案件が来たりしたが夜中4時とか5時まで作業して椅子で寝てまた朝から働くとか・・・。IT業界でよく聞くデスマーチってやつを初めて味わうことが出来たのもこの会社だった。

そんなシステム開発会社に1年くらいいて気付いたのがこういうシステム開発の会社って女性が凄く少ないわけ。だからWebデザインというかろうじて女性に人気がありそうなポジションは女性用のポジションとして存在しているので男がそのポジションに入る事はまず無いということ。

プログラミングが好きな女は多分5%くらいしかいない。社長は女好きなので事務員は3人全員女性。女性比率を上げるためにデザイナーは女にしたい→俺の転属希望は一生叶わない・・・。

そういうわけで辞めようと思って飲み会でアホみたいに飲んで先輩に悪態をついて自暴自棄になりながら路上で寝たりした・・・。

だが奇跡的にむっちゃタイプの女性(人妻)が入社してきて同じ部署で働く事に!

その女性が結婚生活と仕事の両立を理由に自宅勤務になるまでの1年半ほど幸せな時を過ごし俺も退職。

仕事ってさ、仕事内容とかよりも周りの環境が一番大事やね。

あとこの会社でプログラミングをかじれたことでだいぶレベルアップできた。
VBとかコールドフュージョンとかいうプログラミング言語使ったけどhtmlみたいに適当に書いても動くようなもんじゃないからすごく細かいチェックができるようになる。デバックってやつやね。
あとテキストエディタのインデントをちゃんと揃えるとかコメントを残すというようなチームプレーを考えたコーディングが出来るようになった。

転職エージェントを使って本格的に転職活動

さすがに4年もWebと関わりながら仕事をしてきたので結構選択肢が増えてきた。

今回は年収アップも期待出来るので転職エージェントにお願いする事にした。

ゲームアプリを作る会社が結構多い。
俺が無駄に前の会社でプログラミング出来るようになってしまったせいでLAMP開発者募集に引っかかりまくりプログラマーとして色々なところに紹介される。
確かにWebデザイナーの求人よりも給料面ではいいところが多い。

とりあえず面接に行ってみると明らかに俺がドットネット開発経験者だから呼んだ感じ。
面接というより働き方みたいな説明を受ける。もう既に入社前の説明みたいになってる・・・。
頑張り次第では一千万も稼げるらしいが土日とか全く休めないような語り口なので逃げた。

やっぱり土日は休みたい・・・。

SEO会社とかインハウスWebデザイナーとか最終面接まで行くも落とされる。
他に最適な人が見つかったとか。まぁ今となってはよかったと思う。
SEO会社なんてひたすらサテライトサイト(バックリンク用の無価値なサイト)量産させられるだけだし、インハウスのところは激務でブラック認定されているところだった。

結局、小さいけど金はいくらでもある感じの会社に入社。
某携帯キャリアと太いコネがあって直受け100%で仕事が入るから粗利が凄いらしい。
年収も大幅アップでやったね!

って喜んでたらAccess案件を2件振られる・・・Accessはサーバーとして使ってたけどこんなAccessだけでSQL書いて開発した事無いんですが?といっても本読めば出来るようになると言われ本読みながらやるも全然出来なくてすみません辞めますという感じで1ヶ月でさらりと辞める。
他の人に頼めばいいのだが、他の人はほとんど全員某携帯キャリアに常駐してるので社内に人が全くいないのであった・・・。こういう会社はやだね・・・。

正真正銘のWebデザイナーへ

Webデザイナーイメージ
一ヶ月で辞めちゃったのでお金が全然ない。

しょうがないので適当にFind Job!という転職サイトの上から順番に応募しまくる。
こんな辞め方したのでエージェントはしばらく頼れそうにないからね・・・。

ひとまず2社ほど面接に行くことになり、1社目は六本木。

変なマンションの一室みたいなところで面接。
変な人が面接してくれたのだがこれが後の上司。

2社目はファインドジョブの募集の内容よりも安い給料で働いてくれるなら採用と言ってきた。
原宿のおしゃれなオフィスでパソコンもマックという素敵な会社だったが金が無い会社は嫌なので六本木の方にした。

上司は元料理人とか言う不思議な経歴の持ち主でキャラが凄いが出来る人だったのでひとまず頑張って働く事に。
変な会社だったもののWebデザイナーとしてバリバリ仕事をこなす事が出来る環境最高!だった。

まぁデスマーチに何度か巻き込まれ地獄の2週間泊まり込みとかオフィスでガチ喧嘩とか色々あったが割といいWebデザイナー生活だった。

ここで2年ほど働いたものの東京で働くのは俺の本望ではないので大阪で働くために辞めた←今ここ

私が未経験からwebデザイナーになった話のまとめ

7年ほどのWebデザイナー経験で一番重要だなと感じた事は結局Webデザイナーでは給料が低いままの場合が多い。
ディレクションをバリバリ出来るようになってプロデューサーと企画とかを提案するようになれば高給が期待出来るだろうが作業員では年収400万以上は望めない。

フリーならもっと稼げるかもしれないが年棒制の会社員だと残業代すら支払われない。
ボーナスは7年で1回しか貰った事が無い。

ちなみに30歳の俺の年収は会社から支払われていたのが360万円。これが現実。

Webデザイナーは本当に好きだからこそできる仕事で将来フリーランスで働きたいとか自宅で働きたいと言う明確な目標があってこそ続ける事のできる仕事なのである。

金が欲しければもっと他にいい仕事がある。

ただ、それなりの技術を身につければ職にあぶれる事は一生無い職種ではある。
前の会社でも40代のWebデザイナーが2人いたが普通の仕事だと40超えて転職となると中々採用が決まら無い事があるだろう。

40でも50でも職がいっぱいあるのがWebデザイナー。それなりに開発経験のあるレベルの人間は常に足りていない。(ペーペーはいっぱいいるが教育する余裕は無い)。この流れはあと20年は続くだろう。金が足りなければネットで探せば色々な副業があるというのも美味しい。

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