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スクールに60万円払ってプログラミングを学んだ若者

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スクールに60万円払ってプログラミングを学んだ若者
うちの会社に新しく入ってきた20歳の若者の話なのだが、この若者はプログラミングのスクールに通って勉強したらしい。

その若者が通ったのは3ヶ月でプログラミングを学ぶことの出来るスクールで実際に学校に行って毎日10時間勉強をしたとのことだ。動画を見て学んでいって、わからない所があればすぐにスタッフに聞く事のできる環境で学んでいたとのこと。

そんなプログラミングスクールで学んだ結果だが、うちの会社で仕事をさせてみたら全く使い物にならなかった

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結局、マニュアルに従ってコーディングしていき、サンプルと同じものを作ることは出来るようになったものの実戦が伴わないため、イラストレーターのデータを使ってコーディングすることも出来ないのである。

学んでいた内容がRubyでちょっとしたシステムを作るという内容なのでフロントエンドは素人ってのもあるが横で見ているとおそらくRubyでプログラミングをさせてもまともな物は出来てこないだろうというレベルだった。

本人に、プログラミングスクールに60万払う価値あった?って聞いてみたが「人脈が出来たことぐらいですね」との答え…。この人との繋がりができるというメリットではあるが私が某デジタルハリウッドに行こうかなと迷っていて通った友人にメリットは?って聞いた時に言われた言葉と全く同じだった。

スクールに通うメリットは勉強して理解できるようになって仕事が出来るようになるということではなく、わからないところを聞いたり仕事を回し合える仲間を得ることが出来るというのが一番大きいということになる。

ただ、それだったら60万円も払わなくても勉強会とかに積極的に参加すればいいだけの話である。

私は職業訓練校で勉強したわけだが確かに職業訓練校の生徒は金を払っていない人ばかりなのでモチベーションが低く仕事を回し合えるような仲間は出来なかった。その点ちゃんとプログラミングスクールに大金を払っている人なら将来的に助け合える仲間を得ることが可能かもしれない。

スクールのシステムが胡散臭い

スクールの話の中で出てきたのが就職コースフリーランスコースがあるという話であるがこれがどうも金の匂いがする。

就職コースで斡旋する企業からマージンをもらっている感じがすごくするし、フリーランスコースでもフリーランスに仕事を回す会社から学校にお金が支払われている感じがすごくする。

そう考えるとスクールはまず生徒から授業料として60万円を回収し、更に卒業するときにも企業に就職させれば転職エージェントのように成功報酬としてそれなりのお金をもらうことが出来るシステムになっていると言えるだろう。

一人の客から何度もお金を回収できるシステムがなんか胡散臭いやり方に見えてしまう。

プログラミングスクールに通ったほうが良いのか?

ITの世界で15年ほど生きてきた人間から言わせてもらうと正直プログラミングスクールに通う必要はないと言える。

プログラマーになりたい人間は独学してプログラミングを身に着けているし、スクール卒業したてのペーペーを採用したいと言うような会社の場合、独学でプログラミングを身につけるために頑張っている人間を採用する。

上記に述べたようにプログラミングのスクール出たてのような人間ははっきり言って仕事で使えるレベルではなく、入社して2〜3ヶ月は仕事にならない可能性が高い。そこで耐えて仕事で使えるレベルまで成長させられるかどうかはプログラミングの仕事への適性があるかどうかになる。

なので独学の人間もスクールで学んだ人間も採用基準としては同じレベルと言えるのだ。

スクールで学びフリーランスでやっていきたいという人に関してであるが、こういう人は基本的に実績を作るれるまではかなり安い単価で働く必要が出てくる。経験を身につけるために相当割りに合わない仕事をやらされる覚悟は必要だと言えるだろう。
はっきり言って私が営業だったらスクール出たての若者にはゴミみたいな単価の仕事しかふらないだろう。信用もスキルもない若者にちゃんとした仕事が回ってくる可能性はかなり低いと言える。

フリーランスになるなら取りあえずどこかの制作会社でアルバイトなり派遣社員なりを経験して実戦経験を1〜2年はやって基本的な仕事が出来るようになっておくべきである。

まとめ

景気が良かった時期はスクール出たてみたいな実戦経験もスキルもないような若者を採用していた企業も景気が悪くなって来てからは軒並み採用を控え始めている。

うちの会社に入ってきた若者もインターンでそこそこいい会社に入っていたのに事業撤退と言う名の体の良い首切りが行われ、私の勤めている小さな会社で働かざるを得なくなった。

結局、IT業界で働くには実戦経験が必須となってくるのでスクールに行かなくても行っても同じ道を進むことになる。スクールに60万を払う価値があるのか?で言うと全くその価値はないと言える。私がプログラミングを学んだのは転職エージェントにおすすめされて入った小さなシステム開発会社だった。

結局仕事ができるようになるかどうかは自分で学ぶ事ができるかどうかであり、続ける事ができるかどうかの適性の問題が一番大きい。

私はプログラミングは未だによくわからない部分が多いし、最近の新しい言語とか全然わからないもののまだ問題なく仕事にありつけているし、今後も20年ぐらい今のスキルだけで仕事がありそうだと思っている。

新しい言語を身に着けないと時代に取り残されるとか言って恐怖感を与えてくる人間はスクールの側の人間なので気をつけたほうがいいかもしれない。

ちなみに、この若者はそのスクールで出会った人に投資セミナーとかソフトとかを売りつけられそうになっているとか。スクールの生徒は情弱だからいくらでもしゃぶれると思われているのだろう。

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